>>783にある、翼面荷重200〜210(高速性)、1速馬力荷重2.66(上昇力)、2速翼面馬力 73.5というキ108の特性
「栄21搭載機」で再現したら、どうなるか、を試算してみる。

零戦52が全備(正規)2700〜2800kg、2.8tを基準にすれば、
主翼面積は、翼面荷重200の前提で14u
1速1100psだから、馬力荷重は2.54、
2速980psだから、翼面馬力は70.0

だから、栄12以下の出力で、600kmオーバー達成したらしい、SAI207/407ライクな機体になるんだろう。そう無理はない(笑)
 http://4.bp.blogspot.com/-WECxEOXkelw/VP_gwWWJXaI/AAAAAAAAsNA/CwT5rZw9TMc/s1600/gerergrgerge.jpg
胴体細くして、有効翼幅6.0以上を確保できれば、川崎戦闘機っぽく、高高度の性能を、それなりに確保できるかな?

武装?
機首13.2mm×2だけは固いとして、…30mmを斜め銃にしてみる?
楕円翼であれば、そりゃ翼弦長稼げそうだし、チャレンジする価値はある。
15uの鐘馗に40mm翼内特別装備できたとならば、主翼面積縮小の替わりに「やや翼厚」にするのもあり、かもね。
三菱なら、雷電設計時点でLB翼モディファイした半層流翼にしてるわけで、
川崎のNACA23000シリーズよりは、も少しなんとかできそうであるが。

高高度の高速爆撃機を迎撃する専門の局地戦闘機・乙戦闘機になりそうだが、
キ108同様、630km/h@10000mが達成できそうであれば、P-51と結構イイ勝負できるかも?
馬力荷重や翼面馬力で、マスタングに見劣りしないし。
翼面荷重がマスタングがやや小さめであり、「同一アスペクト比 5.82」の場合は、マスタングがやや小回り効くのだろうが…

アスペクト比または自動空戦フラップなど、工夫の余地は残っている。