>>256
強襲揚陸艦に航空兵力が搭載されるのは、世界初の強襲揚陸艦と言われる
日本陸軍の神州丸を想定するとわかりやすい。

そもそも、揚陸作戦と言うのは敵の防備の弱い場所に対して行うのが正道。
なぜなら、我は上陸地点を選べるのに対して敵はくまなく防御する事はできないから。

「史上最大の作戦」みたいな苛烈な上陸作戦となるのは単純に事前調査の失敗。
オーバロード作戦も全体を通してみると苛烈なのはオマハ海岸だけだからね。

で、なんで強襲揚陸艦が航空兵力を持つのかと言えば、観測したいから。
現在我はどこまで進出しているのか。敵が近づいてくる気配はあるのか、それを
俯瞰的情報として知りたいから揚陸作戦司令部直轄の航空兵力をもちたい。

だからAH-1Zを積んでいるのであって、わずか4機のAHにそれ以上の何かを
求めてないと思うんだよね。さっきの湾岸戦争の稼働率から考えると、そのAHの
うち稼働できるのは2機か1機くらいでしょう。