>>58
600隻艦隊の構築から2年後の1991年、この構想の切っ掛けとなったソビエト連邦が崩壊し
冷戦は終結した。これによって、大規模正規戦を想定したこの構想は過去の遺物となってしまった。

この冷戦の終結により、国防予算の徹底的な削減が行われることとなる。その運用に多くの
維持費や運用費、乗員を必要とする空母や戦艦は真っ先に予備役・退役の対象となり、
アイオワ級戦艦の4隻すべてが湾岸戦争後に退役した。また、ミッドウェイなどの老朽化した
空母も退役の対象となり、順次退いて行った。

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だから、「普段は訓練艦なので2800人も一度に訓練できる」とか「いったん建造してしまえば
安く維持できたのだ」というのが嘘なんでしょうが。