>>117
転用しなかったらまるで無駄、というわけじゃないよ
最終的には陸海軍とも、消耗に強い戦闘機隊を航空隊の主力にして
爆撃任務もそれに兼ねさせる方針に収斂してった
どのみち、戦闘機主体の航空隊というのは陸海軍が出した遅すぎる正解だったという背景があるわけだ

そのメリットとして、
海軍の場合、臨時に増勢可能な母艦航空隊という側面がある
決戦時の便利な運用がある
でもって、母艦航空隊に戦闘機があって役に立つのかというと
防空、護衛のほか、敵空母の封殺(撃沈はできないが飛行甲板は破壊できる)も期待されてた
本音では高速の艦攻艦爆がたくさん欲しかったけど
空母のスペック的に無理なので、戦闘機の爆装が行われた
逆に特空母も、もっと時間をかけて(せめて陸軍並みの時期に)爆戦の配備を進めてたら
もっと活躍できた可能性が高い
史実だと、準備不足ゆえに訓練が行き届かず、空母を撃破するだけの数が揃わず、
また彗星よりマシな程度の生還率となってしまったが