>>713
残念、今回たまたま一式陸攻を挙げただけで、八試特偵察の時代から補助翼は先細りだしその九六式も効きには定評ある部類なんよ 双発機で雷撃機ってのはそれだけ舵面にも気を使ってるって事だな
んで、四式重爆ん時にも遥かに舵の効きが良くなってると言われてる
もちろん速度域では戦闘機より遥かに低速〜巡航速度重視なのはそうだろうけど、動圧が増えても関係性はそう変わらないのよね
むしろフラップとの兼ね合いでエルロンの翼弦が大きいせいでF6Fは高速域でのエルロン操舵力が大き過ぎて、スプリングタブ追加に至ってる
航空工学本が全てなら、むしろ動翼関連は本庄さんも十分過ぎるぐらい専門的な事書いてあるよ
本庄さんは舵面には凄い拘る人だったから、金属エルロンに関しても結構のべてる
もちろんその本庄さん自身、零戦32型の改修を請け負った時に零戦のエルロンの内側を切断してるんで、余りスパンが長いのも宜しくは無い
一方で52型の時には、翼端の変更もあってエルロンのテーパー比を強くしてる
だからこれらは矛盾しないのさ いい感じでバランスを取らなきゃならない

一概に翼端に面積集中させりゃ良いもんじゃないってだけで、色々なやり方がある