以下の通り、F-15系列のスレでのレスとして書いていたのですが、内容的にはこちらのスレに相応しいと判断したので、こちらに投稿させて頂きます。

>>F-15系列スレの428
> F35が小さいだけでF135を双発にしてもF22くらいで大きさは纏められる
>
> F3の米版のいやF22のリバイバル版か

F135双発にして機体もF-22よりは少しスケールアップして、ステルス技術はF-35に使われている維持コストの安い方式を用いて、
アビオニクスは現用で最新のを取り敢えず搭載しF-35のセンサーフュージョン技術はもちろん活用するという極めて保守的なスタンスでポストF-22制空戦闘機を開発すれば、
開発に伴う技術リスクは殆ど皆無と言って良く、現代戦闘機としては稀にみる短期間で確実に開発できて、
しかもそれなりに長い期間は中露の戦闘機に対して優位を維持できるのはまず確実だから。(何しろF-22でさえ当面は優位を維持できると米空軍は判断しているようなのだから)

日本から見ればそれこそ喉から手が出るほど欲しいと思えるほどの大型制空戦闘機をアメリカは全て手持ちの技術で簡単かつ確実に短期間で開発できるのに開発しないということは、
アメリカ空軍が制空戦闘機というものを如何に軽んじているかの証拠でしょうね。


仮にの話ですが、アメリカ空軍がF-22と交代させる為にこの制空戦闘機開発をブチ上げて(技術的には保守的だから)日本にも輸出を認めると発表したら、
F-3の国内主導開発は一気に吹っ飛ばされる危険性すらある。

自由に弄れなくても、現時点でF119同等にしか到達していないF9双発とF135双発とじゃエンジン出力がかなり違うし、F-35のEODASのようなセンサーフュージョン技術は現時点での日本独自では難しい。
国内の戦闘機産業基盤の維持といった戦略の欠落した空幕の連中なら、F135双発の新ステルス制空戦闘機を輸出してもらえるとなったら一気に飛びつきかねない。
アメリカ空軍がF135双発制空戦闘機計画を打ち出さないのは、本当に日本の戦闘機開発にとっては幸いです。

逆に言えば、アメリカは日本のF-3国内主導開発に干渉する強力なカードを1枚は現在も潜在的には手にしているということです。
F135双発でF-35技術を最大限に活用して保守的に最短期間で大型制空戦闘機を開発し日本への輸出も可とする、と言うカードです。