単発機のF-16が出来が良すぎたせいもあるが双発中型機の市場は狭い
フランスでさえ単発機のミラージュで獲得した市場を維持できなかった
KFXがどうこう以前に双発中型機というジャンルは採用する国が限られている

アメリカがKFXにF414を供給するのは海外への販売が難しい市場である上に
F414の初期型では実現できる性能に限界があるのは目に見えているからだろう
2020〜2030年代に実戦配備する戦闘機に90年代後半に登場したF-18E/Fと
同じエンジンを搭載させても実現できる性能には自ずと制限ができてしまう
性能的にもイマイチな双発中型機の販路はほとんどない

仮にF-3にF110エンジンを搭載して飛ばしたところで目標にした飛行性能はほとんど達成できないだろう
ただ飛ばすだけならF110エンジンでも可能だが目標にする性能を達成するにはF9エンジン無しには成立しない
高性能を狙う戦闘機計画にエンジンの代替プランなんてものは存在しない
高性能な戦闘機を実現するには先に高性能のエンジンを手に入れないといけない