山本七平の本に、フィリピンで制海権、制空権を取られて観測機を飛ばされ、一方的に間接砲撃で痛めつけられて自分たちのやりたかったことをされて壊滅した記述がありましてね。

いくら要塞やらなんやらがあっても制海権、制空権がなきゃどうにもならんことは戦前から分かっていたんですよ。

まぁ、なぜ分かってたのにやらせたんだ、と魂の叫びで当時の上層部を批判してるんですがね。