芥川龍之介のぼんやりした不安って、プロレタリア文学への不安だったという解釈が文学の世界では定説になってるんだな
一般大衆が権力を握ったら、そこそこ資産を持った芥川のインテリゲンチャ文学は駆逐される
芥川はプロレタリア文学に勝てないし、それを認めてでも生きる超人にもなれないと思って自殺したという

労働者階級に同情しつつも、その現実を受け入れられない太宰治よりも自分本位で弱かったんだな・・・・