平時であっても、米軍射撃盤への手入力項目があるのは理解できたようだな

いま議論になっているのは非常時
参考になるマニュアルはやはりネットに転がってる

https://www.eugeneleeslover.com/USNAVY/CHAPTER-20-F.html

これの一番下が非常時における砲塔照準の模式図
砲塔照準で得た方位角も砲塔測距儀の距離も、すべてby handでcomputerに入力されていることがわかる

主方位盤がダメになったら砲側照準と繰り返してる人がいるが、照準は単なる観測なので、これだけでは当てることはできない
未来位置を計算するには射撃盤が必要で、米軍なら砲塔に補助射撃盤がある
これが上で出てきたcomputerで、砲塔で観測した方位や距離を手入力して見越し角を求めて発砲する

資料が豊富な米軍の場合はこんな風に理解が容易だが、日本の場合は情報がない
司令塔に方位盤はあるらしいが、砲塔に補助射撃盤がある話は聞いたことがないので、砲塔だけで射撃はできない
米軍に比べると脆弱と言わざるを得ない