戦艦や巡洋艦主砲での対空射撃には若干の整理が必要だろうな

巡洋艦でいえば、高雄級のE型砲塔で仰角70度と対空弾揚弾筒の採用で、主砲対空射撃に本気
高角砲も妙高から減らしたし
ただ、発射速度低いし方位盤も射撃盤も未対応の企画倒れで、結局対空射撃は89式高角砲搭載

桜と錨にでてる大淀主砲の対空射撃の話は、15センチ3連装砲で雷撃機を低仰角で待ち受け狙いする程度のものだろう
秒速100メートルで飛び回る目標に信管秒時調定を間に合わせるには、装填機構と一体化した信管調定機構が必要だから

同様に、戦艦主砲の対空射撃も待ち受け射撃がせいぜい
15メートル測距儀にも航空機測距能力はなく、信管調定して砲弾装填しても、装薬装填→発砲仰角と30秒くらいかかる

結局、主砲による対空射撃は、ソフトの進化が伴わない、砲や砲弾というハード先行の企画倒れと言わざるを得ない