放射線監視の通信障害復旧 異常なデータ送信原因か

2019年9月27日 18時40分

全国の放射線監視装置「モニタリングポスト」約4400カ所の大部分で通信障害が発生した問題で、原子力規制庁は27日午後4時までに全て復旧したと明らかにした。
原因は、一部のモニタリングポストが接続しているサーバーから異常に大量のデータが規制庁に送信されて通信エラーが発生したとみられ、さらに詳しく調べる。

影響があった箇所数は、全国的に通信障害が起きたり復旧したりを繰り返す断続的な発生だったため確認できていないとしており、引き続き調査する。

規制庁によると、通信障害は同日午前8時ごろ発生し、測定データが送信されなくなった。
(共同)