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石川県・小松基地の航空祭に参加を予定していたプロ
ペラ機から重さ3キロのロープが落下するトラブルが
ありました。このトラブルによるけが人はいませんで
したが、国交省は重大インシデントに該当するとして
調査を行う方針です。

 16日正午すぎ、航空自衛隊小松基地の上空150
メートルでグライダーをけん引して飛行していたプロ
ペラ機から重さ3キロほどのナイロン製ロープが落下
し、基地の敷地内に落ちました。

 ロープはプロペラ機とグライダーを結ぶもので何ら
かの原因で切断し落下したと見られています。

 プロペラ機とグライダーは関西や東海地区の大学で
つくる団体が運航していて、いずれも学生を指導する
教官が操縦していました。

 2機は航空祭に参加するため、福井空港を離陸し小
松基地の上空を飛行していましたがこのトラブルによ
り小松空港に不時着したということです。

 グライダーに乗っていた指導教官2人にけがはな
く、ロープの落下によるけが人もいませんでした。

 国土交通省の運輸安全委員会は重大インシデントに
該当するとして、17日現地で調査を行う予定です。
hgeews