自主開発に反対する勢力はなにも海外だけにいるわけではない
防衛省内の中にも存在し厄介なことに政治家や財務官僚に働きかけたりする

その動きがチラチラ見えたのがC-2とC-130Jの比較
あれは防衛省内のC-130Jを推す勢力が財務官僚に働きかけた可能性が高い
財務省単独では単に予算を削るだけで対案なんてものは用意はしない
おそらくC-1に続きC-130Hの後継機をC-2にすることを阻止したいのだろう
そういう連中はとうぜん海外企業とも昵懇なのは言うまでもない

そういう連中が身内にいる以上はXF9-1をプロトタイプエンジンですと
大っぴらに宣言して開発するというのは危険が伴うことになる
実験エンジンということにしとかないと成果が出る前に潰しにかかられる危険性もある
それは海外だけでなく身内にもいるからだ

F-2調達中止にしたのも政治家単独の動きなんかではない
F-2調達中止にしようという勢力が防衛省内におり彼等が政治家や財務官僚に働きかける
政治家単独ではいきなりF-2調達中止なんて決定はできはしない

幸いにも今回のF-Xでは自主開発に反対する勢力が大幅に力が減退したのでスンナリ決まったが
XF9-1の設計が開始される頃はまだまだ警戒が必要な時期だっただろう
それより自主開発反対派が多かった時期にXF5-1を地味開発してた人達の功績が非常に大きい