F-35とハイ・ロー・ミックス? アメリカ海軍がF/A-18E/FブロックIIIを初発注
http://otakei.otakuma.net/archives/2019032503.html
アメリカ海軍はボーイングに対し最大40億4045万8287ドルで、F/A-18E/FブロックIIIを計78機発注しました。
ブロックIIIの発注は初めてで、内訳は単座(1人乗り)のE型が61機、複座(2人乗り)のF型が17機。
2024年4月までに全機納入完了となる複数年契約となっています。

Block-III
コックピットをF-35やF-15SEと似た次世代型コックピットへ換装。
エンジン推力を20%向上させたF414-GE-EPE(Enhances Paformance Engine)へ換装。
ミサイル・レーザー警戒用のセンサーや機首下へのIRSTの増設など監視・警戒システムを強化。
ステルスウェポンポッドの搭載。ウェポンポッドの搭載量は、AIM-120なら4発、Mk 82 500lb爆弾なら2発。
機体背部にコンフォーマル・フューエル・タンクの装備。ドロップ・タンクよりも低抵抗かつ揚力も発生する形状により戦闘行動半径が10%向上する。
ステルス性能の向上も図っており、現行のF/A-18E/Fと比較し、全面のRCSは50%未満に低減されているといわれている。