ロシア寄りメディアによれば今月S-200地対空ミサイルがシリア上空でイスラエルF-35Iに命中したという。
イスラエルはF-35一機が損傷を受けたことを認めている。ただし、バードストライクとしている。

発生したのは10月16日でイスラエルはシリアSAM陣地をダマスカス郊外で攻撃したと発表。
レバノン上空を飛行中のイスラエル偵察機にシリアがSAMを発射した2時間後の攻撃だった。
陣地は破損し、イスラエル空軍に被害なしとイスラエルは発表。

ただしロシア軍事動向特にシリア内戦への介入を追うウェブサイトSouthfront.orgによれば話は全然違う。
「入手した情報によればシリア国防軍はS-200をイスラエル軍用機に発射した」とある。
SouthfronはF-35が原型が1960年代のミサイルの命中を受けたと報じている。
「ソ連製ミサイルはシリア軍が運用する中で最高性能の長距離劇劇手段だ。今回は近代戦で旧式装備が活躍したことになる」
ただし同サイトの裏付けは弱い。イスラエルがシリアミサイル陣地攻撃を発表して数時間後にイスラエルメディアがF-35一機が二週間前にバードストライク被害にあっていたと報道。
同機は無事着陸したが、イスラエル空軍は同機の飛行復帰は困難と認めた。イスラエルが受領したF-35Iはまだ7機で発注総数は50機だ。