「マストのてっぺんに乗せて探知範囲拡大」ってのはあくまでも
対水上目標/対シースキミング目標の話なんでそこは要注意

空中線装備高さを上げることでその高さの平方根に比例して
自艦から水平線までの距離が伸びるが、それで稼げる探知距離は
せいぜい10km。艦橋上の対水上レーダで15km(+相手の高さぶん)
だったのをマストトップに移して25km(+略)になるのは激増だが
何百キロ先の航空機相手に10km増やすためにくそ重い対空レーダ
持ち上げるのは全く引き合わない

哨戒艦に限って言うなら、マストのてっぺんに乗せるべきは
対水上レーダ(とESやIFF、EO)であって、今話題にしてるような
長距離対空捜索レーダではない