>>846
性能と言っても水平装甲と垂直装甲では求められる性質が異なる

垂直装甲に限って言えば大和型戦艦のVH鋼はあえて浸炭処理を行っていないため同じ装甲厚で比較すれば最弱の部類なのは事実(その後、熱処理過程を改良した日本のVH鋼は戦後の英米による試験結果で見ると世界最高クラスの性能になったが将来戦艦自体が中止になっている)

しかし浸炭処理をしない上に、代用鋼材として高価なニッケルではない銅を使ったCNCの改良型であるMNCを使ったことにより装甲の金額が数分の1となっており、資源節約という意味でも大正解だった

長門型以前はVC鋼なので浸炭処理をしないことによる問題はないはず