>>525
> センサ統合などに関しては日本側が統括してF-35の知見を用いるという可能性もあると思う。

EOTS/EO-DASのようなレーダと光学との多種多用なセンサ情報の統合は日本独自だと2030年代の配備までにはまず無理だろうな
F-3を予定のスケジュール通りに配備開始して、なおかつ統合されたセンサシステムを搭載したいならば、アメリカ政府・議会など
関係各国の了承を得た上でF-35でそれを担当した企業の協力を仰がねばなるまい

あるいは、その点に関しては配備時には単純なFLIRだけで我慢して、後期型(前期型はレトロフィットとして)でスマートスキンと共に
EOTS/EO-DAS的なセンサ統合も自前で開発して搭載するかだね

いずれにしても機体側面などへのスマートスキンによるAESAレーダ搭載は30年代の配備開始までに開発完了して
実用化の域に達するのは時間的にもテストベッドの手配の面でも無理だろうから、センサ統合はスマートスキンも含めて行うという
スケジュールの選択肢は十分に考えられる

初期型でスマートスキンを装備せずにセンサ統合を装備しても、スマートスキン(のレトロフィット)装備でもう一度センサ統合の開発作業をするのは
ある意味では二度手間になるからね

スマートスキンの側方監視AESAを搭載するならば、そのレーダ情報とIRなどの光学的に得た情報を統合し追尾できなければ
得られた情報の価値は大きく減じてしまうからね