”F-22ベースでF-35の技術をという案が、F-2の開発とあまり変わらず。
この案を受け入れるとF-2の二の舞になりますよ”と小野寺前防衛大臣は
言ってますね。31中期防の通りに”我が国主導の開発”をして、日本の
安全保障に資する国にも使ってもらうとすると、他国の基盤を基にする案は
主導権を取れない上にライセンスや基盤保有国の同意等が困難で、”我が国主導の開発”で
新規開発しないといけないという方向にするのかな?まあこれまでF-35を双発に
とかF-22本体をF-35の技術とか言われたけど、言うのは簡単だが行おう
とするとゼロから作り直しになるのでは?という話ばかりだったがね。

小野寺前防衛大臣”いろんな国が対応できるような航空機を作りたい”
と発言されてますけど、これまでの”将来戦闘機”のDMUとかの要素研究を見て
日本の要求を満たした上で他国の要求を満たすことは可能なのかな?
森本元防衛大臣が去年言っていた”他の機種の持たない能力で、ほかの機種の欠点を補完する”
じゃないけど、F-35の配備やF-15J近代化機の能力向上などで”将来戦闘機”の役割を
絞り込んで、他国の要求にも合致するようにするとかあるのかな?そんなことできるのか
疑問ですが。

出典
BSフジプライムニュース 昨年12月17日分
BSフジプライムニュース 今年4月22日分