>>921
> 主翼の前面の角度が似てるから26DMUはF-22に似てるは暴論過ぎるのでは?

主翼前縁の角度が似てるからではない
主翼前縁の角度と水平尾翼前縁の角度と平面図上に投影した垂直尾翼前縁の角度との
3つの角度(更にインテーク前縁の角度も含めて4つの角度)を同一にする、
という形状ステルスの設計方針が26DMUはF-22と同じだから、26DMUの形状ステルスの設計思想はF-22を手本にしていると言ってるんだよ

具体的な角度はF-22と26DMUとで違っていても(実際には具体的な角度も両機で似ているが、具体的な角度が両機で似ていることは重要ではない)
これら3種類(+インテーク前縁の4種類)の角度を揃えることで前方の敵機や地上レーダーからレーダー波を照射された場合に
その反射方向を1つだけに限定することで探知される可能性を最小限にするという点で26DMUはF-22のやり方を真似ているということ

F-35は主翼前縁の最内部に小さなストレーキ状の張り出しがあるので、その部分のレーダー反射方向はそれ以外の前縁部の反射方向と
違ってしまうので、F-22や26DMUと形状ステルスに関する考え方が違うことがわかる


それからX-2はF-22でなくF-35に似ている(>>911)とかX-2はDMUと似ていない(>>912)と書いている人がいたが
X-2の形状ステルスの最も基本的な部分はF-35でなくF-22や26DMUのやり方、
つまりインテーク前縁角・主翼前縁角・水平尾翼前縁角の3つの後退角を同じ角度に揃えるというやり方を採用しているので
X-2もやはりステルス形状に関してはF-22の設計思想を引き継いでおり26DMUとも共通している
(但し、X-2は垂直尾翼前縁の平面図上での後退角は残り3つの角度と一致していない点でF-22や26DMUのようには完全に徹底していない)