実機がDMUとまるっきり同じということはないだろうが
実機とまるでちがうという可能性もそれほど高いわけではない
ああいうものを公開するというのは将来的にこういう戦闘機を開発しますという
納税者向けのささやかなアピールでもあるから
FSXの時にカナード翼が付いた国産案CG画像が国内企業側から公開されたことがあるが
それと同じような位置づけの措置だろう

XF9-1の試験動画公開やF-2に搭載された試験中のレーダーを報道に公開したのも
これだけの技術があるから開発は大丈夫です安心してくださいという納税者向けアピール
昨年末の国防会議・中期防策定で方針が決まったから具体的にこんだけの技術があるということを
納税者向けにわかるようにする為にああいう技術的なことを公開していく
純粋な研究成果の発表だけならせいぜい防衛シンポジウムの展示程度で十分

三回にわたる情報要求で国内外の企業に提案を要求したけっか
LM案をはじめ色んな案と比較検討して日本主導開発という方針が決まったのだから

自主開発案だけが白紙で何も決まってないということはないだろう
少なくとも既存機改造案との比較ができる程度の案にはまとまっているはず
自主開発案が白紙のままならいくら何でも国防会議まで開いて自主開発を決定できないからだ
自主開発案が白紙のままなら検討中ということで決定先送りになるか
自主開発は実現性無しということで不採用決定ということになる

おそらくF-3は1回目か2回目の情報要求で出された案で既存機改造案と比較されただろう