>>397
個人的意見で良ければ、

今までの報道と噂を総合すると、
台湾M60シリーズのシャシーが老朽化し、部品調達が困難になっている。
M60改造案の費用対効果はよくない。
中国がうるさいという政治的制限があるので、M1A2は台湾にとって戦車更新の数少ない選択だ。
機甲兵科に予算が回るの時期が到来、単純な戦車更新、防衛決意アピール、士気高揚など複合目的のためにM1A2の購入を決断したと思う。

M1A2の重量からの運用上制限は確かにあり、さらにM1戦車専用キャリアカーも買う予定だそうだ。燃費も当然よくない。
それでも「世界最強と評価される米軍現役戦車」を持つ事実は色々な方面にプラス効果を与えると思う。

だが、台湾の防衛環境と戦争想定を考えると、個人的にこれから来るM1A2を「祭りの山車」と考える。
単純な実働効果よりその威嚇効果、プロパガンダ効果を期待している。
個人的にM1戦車の実働効果をあまり期待していないが、台湾のSNSに冷やかしに来る中国の軍オタとレスバトルする時、M1戦車はプラス材料になるのは事実だ。w
ちなみにTOMとジャベリンなどATGM、スティンガーミサイルも一緒に増加購入する予定だ。
運用コストは比較的に低い、あちこちに配備しやすく、手軽く使えるこれら武器は実働面でより重要だろう。

あと、燃費が悪くてデブとはいえ、M1A2は腐っても世界最強の戦車だ。
いざという時、ほぼ上陸即市街戦、戦車にとってノルマンディー半島よりきついの台湾においても、M1A2に街道上の怪物になる無双機会はあるだろう。
しかし強敵に上陸支援の艦砲と沿岸部で相当強いの艦載攻撃ヘリなどがある。