>>420
携行式SAMどころか、本来なら設計上耐えられずはずの小口径機関銃でも致命的なダメージを受けるケースが湾岸戦争やイラク戦争で続発、
「なんだかんだ、装甲だの設計上はアレを何発受けても大丈夫とかを過信しちゃダメだよね。」
という戦訓を得た。

その結果として、「いかに装甲を施した攻撃ヘリでも、直接身を晒して撃たれまくるような攻撃方法が求められる兵装とかやめよう」という流れになってて、
現在はそれに代わる兵装をコスパも含め模索中…要するに長期的展望が立たないと、ウッカリ予算かけられない状態。

固定翼機に比べて離着陸場の設定が容易で、輸送ヘリと異なりセンサー類が充実するうえ、肝心の輸送任務を妨げないなどメリットはあるんで、
今後もそれなりに重要視はされる。

むしろ冷戦期みたく、「ソ連など東側の機甲部隊が大挙して攻めてくるから、何としてもそれを食い止めるぞ!」みたいな使い方が無くなったんで、
新時代の戦争(装備が旧式だけど無力とは言えない相手への非対称戦)に合わせなきゃって事情もある。