>>656
最後の行はその通りだというのは認める
現実問題として、確かに防空戦闘機として全く使えないF-111は空自で採用される可能性は少なくともチャイナの膨張主義が露骨になり
東シナ海の安全保障が我が国の国防にとって喫緊の課題となるまでは間違いなくゼロだったろうね
その点、F-14は防空戦闘機として申し分ない高性能を誇る優秀な機体だというのは事実だ

ただ、今の東シナ海防衛の現状を考えるとF-111が我が国にあればチャイナ海軍如きに好き勝手させずに済むのになあと溜息が出るのも事実
それこそF-111とEF-111の組み合わせがあれば東シナ海どころか南シナ海の大半からだってチャイナ海軍を追っ払うのも夢じゃないし
EF-111は売ってくれなかったとしても我が国でF-111の電子戦攻撃バージョンの装備を開発して搭載するのは不可能じゃないしね

問題はエスコートジャマーとなれる電子戦機の母体になるほどの発電容量と搭載量のある大きなエアフレームはそうはないという点
F-15でも搭載量の大きなF-15E系ベースならともかく、F-15C系のF-15Jベースだと十分な電子戦装備を搭載しろというのは荷が重いし
発電容量も恐らく大きく不足しているが、F-111ならば搭載量は十分に大きいからEF-111のような完璧に機体にインテグレートされた形でなくとも
搭載兵装の形で電子戦装備を積むのは十分に可能なはずだ(発電容量は流石に不足だから発電機の換装は必須だろうが)

しかもアメリカの国防総省がF-111を日本のF-X(多分、F-4EJの時)に提案させて日本に保有させようとしたことがあるという話を見たりするとね
(それは周辺国への刺激が強すぎるという国務省サイドからの反対もあって立ち消えになったらしいが)

ところで、

> ASM-3でも翼下と胴体下に各2発ずつくらい行けるやろね

F-14はF-111と違って主翼は完全にクリーンで翼にハードポイントはないから翼下パイロンもないよ、グローブ下のことかな?
因みに、F-111だとASM-3は6発は搭載できそうだな、左右の主翼それぞれにある2つずつのロータリー式パイロンに各1発で計4発
それに加えて爆弾倉に2発で合計6発

F-111が1個飛行隊18機あれば、100発以上のASM-3をチャイナ艦隊に叩き込んでやれることになる