松本氏は砲については専門家ではないから
大和は9門斎射できない、という記述は勘違いじゃないかな
1470kgの砲弾が780m秒で発射される際に装薬から発生した高温高圧ガスも砲口から高速で排出されるわけだけど
結局、それらの反動で150トンの砲身が10〜15m秒で後退する
結局、砲塔にかかる荷重とはその力積をゼロにする過程で空気水圧制退機が担う抗力の合計となる。砲身後退速度が15m秒として発射から砲身退却完了に要する時間が0.5秒なら
加速度は3gで退却距離は4m弱となる
150トンx 3gx3門=1350トン重の衝撃力が砲架を介して砲塔支持構造にかかる
計算となる
要するにたかだか砲塔重量の半分くらいの衝撃荷重が0.5秒間、1砲塔に水平〜43度方向に耐えられればよい
砲口ガス放出の力積をもう少し大目に見積る必要があるかもしれないが、砲塔あたり3発の斎射が支持構造に与える荷重は船体が横に30度傾いた時の砲塔がサポートリングにかかる荷重と同じ程度ということになる

この簡単な物理計算にコメントもらえるか?