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ライナーは金属やガラスなど様々な材料で作られているが、最も一般的なのは銅である。
条件としては「密度が高いこと」「ひずみ速度が非常に高速な状態での延性が高いこと」
この点で、70年代にはTaが銅よりも優れていることがわかった。

他にもタングステンフィラーを銅バインダーで固めたものなども過去に提案されたことがある。

また、コンクリート構造物の破壊にはアルミニウムが適しているなど、目標物によって
最適なライナーの種類があることがわかっている。

酸化物・ガラスライナーは低密度のジェットを作るので、爆発性反応装甲対策のタンデム
弾頭の1層目に使用されることがある。

98年にAlister Doigが著した論文では、アルミニウム合金装甲に対すつ貫徹力を
テストしたら以下のような結果であった。

https://imgur.com/la2cT0e

と、いうことでここから更に複数の金属を組み合わせた合金が開発されており、
複数の金属を合わせることで更に良い効果を得られるであろうと期待されている。
機密であり公開されていない。

一方で延性のまったくないセラミックスやグラファイトなどをコーンにしてもかなりの
貫徹力が得られたとの記述も英語版Wikipediaにはある。一般的には面心立方構造の
高密度金属が適していると考えられている。

one of the theories explaining this behavior proposes molten core and solid sheath of
the jet. The best materials are face-centered cubic metals, as they are the most ductile,
but even graphite and zero-ductility ceramic cones show significant penetration.[48]