そもそも
>19世紀の歩兵戦術を扱う際にこの「戦列歩兵」は適切とは言えない。
一口に「19世紀」と言っても100年の幅があるんだわさ
で、この19世紀には産業革命の恩恵で歩兵が持つ小銃に滑腔→ライフリング、前装式→後装式、単発→連発化による
劇的な進歩があって、これが歩兵の射撃戦術に劇的な変化をもたらして、それまで「戦列歩兵」と呼ばれた所以である
密集陣形による射撃戦を過去のものとして、散兵戦術への移行による歩兵の猟兵化へと進むんだわさ
だから、19世紀に入って未だ存在した戦列歩兵がその呼び名に相応しく無くなるのは、それはそれで正しい見識だが

>「戦列歩兵」という独立した存在は無い。
これは言いすぎだ
18世紀から続く「戦列歩兵」と呼ばれた集団が19世紀になってから淘汰されたのは時代の流れって奴だ

「戦列歩兵」という独立した存在は無い → 旧来の「戦列歩兵」という存在は散兵戦術の浸透で急速にその姿を変えて行った

とでも言えば良いのだ