【オピニオン】タンカー攻撃のイラン犯行説にドイツも異議あり:日本外務省関係者「アメリカとイスラエル関与の可能性」[06/17]
Germany Joins Chorus Casting Doubt on Trump Administration Claims on Iran

<ホルムズ海峡の近くで起きた石油タンカー攻撃について、イランの仕業だというのはまだアメリカとイギリスだけだ>

ホルムズ海峡近くのオマーン湾で6月13日に石油タンカー2隻が攻撃を受けた事件について、
アメリカは「証拠」を上げてイランの仕業だと強硬に主張している。だが、ドイツのハイコ・マース外相は14日、米政府の証拠に疑問を呈した。

攻撃を受けたのは、日本とノルウェーの石油タンカー。事件はまさに日本の安倍晋三首相がイランとアメリカの緊張を和らげるために
イランを訪問していたときに発生した。
米海軍はその後映像を公開し、イラン革命防衛隊のメンバーが深夜にタンカーに接近し、不発だった機雷を撤去しようとしている場面だと説明した。
米政府はこの映像をイランの関与を証明する証拠だと主張したが、マースはこれだけではイランの仕業とは断定できないと語った。「この映像だけでは十分ではない」

攻撃を受けた日本船の運航責任者も、機雷説は疑問だとする。船員が「飛来する物体」を目撃したと言っており、記者たちにもそう伝えている。



(タンカー攻撃はイランの仕業だとして米軍が公表した映像の一部)
https://www.newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2019/06/tanker190617-thumb-720xauto-161876.jp

2019年6月17日(月)14時58分 Newsweek Japan
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/06/post-12324.php

一定距離に近付いたら飛翔してくる新型機雷かもしれない