2019年5月28日、韓国・MBCによると、韓国の技術で開発され、韓国軍が「10大名品兵器」だと誇っていたK‐11複合型小銃に事故が相次いだことを受け、
防衛産業庁が「使用中止」の結論を下したことが分かった。

記事によると、K‐11は2010年に部隊に配備された後から問題が絶えなかった。弾丸が発射されなかったり、磁石を近づけただけで発射したりするなどの事故が相次ぎ、負傷者まで出たため13年に配備が中止された。
その後、韓国軍は性能を補完し、14年に試演イベントを行った。

当時、国防科学研究所関係者は「運営上の特殊な事項が発生し、装備の作動に異常が生じた。新たな技術検討、設備の対象を見つけて補完した」と説明していた。

しかしその後も、核心装備である射撃管制装置が衝撃で壊れ、弾丸発射時に銃が爆発する事故が発生した。
さらに今年4月にも、防衛産業庁が「50回以上射撃した場合、リチウム電池の内部の圧力が増大し、爆発する可能性がある」という別の欠陥を関係機関に報告したという。

その後、防衛産業庁と関係機関はK‐11事業の継続をめぐり協議を行い、防衛産業庁が「事業中止」を決定した。