じゃ歴史ネタ行ってみる?

鈴木董「オスマン帝国」より
オスマン朝スレイマン大帝からカール5世宛て外交文書の冒頭部分

朕は諸スルタンのスルタン、諸君主の証、地上における神の影(カリフの別称)、地中海と黒海、ルメリとアナドルとルームと
カラマンとエルズルムとディヤルバクルとクルディスタンとルーリスタンとイランとズルカルドゥリエとエジプトとダマスクスと
ハレプとエルサレムと全アラビアの諸地方とバグダードとバスラとアデンとイェメンの諸国土とタタールとキプチャク平原の
諸地域とブダとそれに属する諸地と、そしてまた我らが剣をもって勝ち得た多くの諸国土の大王(パーディシャー)であり
スルタンである、スルタン・セリム・シャー・ハンの子、スルタン・スレイマン・シャーであるぞ。
その方、イスパンヤ(スペイン)の諸地方の王(クラル)カルロスであろう。以下のことを知れ・・