>>354
世艦2002年6月号のはやぶさ型特集で経緯が書かれていたので抜粋してみた

「必然的に船体は拡大され,基準排水量で4倍に達し,ハイドロフォイル型に
代わる船型として滑走型案が2案,すなわちまったく新しい双胴型と,魚雷艇
で実績があった単胴型が検討された。
 第1図に掲げたのは平成11年度概算要求時に公表された完成予想図
で,外観は双胴を強く意識しているが,見方によっては単胴ともとれる
非常にあいまいなラインで描かれている。要求速力は当初40ノットであったが,
前述のスパイ工作船事案を受けて44ノットに引き上げられた。そのため
主機の搭載数が2基から3基にふえ,双胴の採用は困難になった。なお
第1図の公表当時,噂のあったSES型の検討は,計画の初期段階で見送られ
ていたようだ。」