>>868
F-86の12.7mm多銃搭載はそれが最も優れていると考えての合理的選択じゃなくて
米戦闘機が20mm以上への大口径化の際にイスパノでちょっとつまづいてしまって
信頼のおける大口径航空機関砲へのステップアップが欧州・ソ連より単純に遅れていたから
もし遅れていなければレシプロ世代の頃から制空戦闘機だろうと12.7mm×6を早々に20mm×4に出来ていたはず

というかこの搭載の源流は海軍のFJ-1だけど同期のFH・F6Uは既に立派に20mm×4だったわけで
米軍というよりノースアメリカンが保守的だったと言うべきか