例えば軍用車だと、アメリカのハンヴィーが主流で、既製品だけでなく、車体を転用した派生的な装甲車なんかが、世界各地で作られている。
より小さな物を求める向きには、トヨタのランクルや三菱のパジェロなどが叩き台になっており、いずれも部品の入手し易さが好まれる。

スペインがハンヴィーより安価なVAMTACを開発し、中国もそれに続いているが、イニシャル・コストは安くても、ランニング・コストでは未だに敵わない。
いや、部品代だって安いんだろうけれど、信頼性や部品の入手し易さでどうしても見劣りするため、過酷な環境で使用する軍用では導入に躊躇するようだ。

アフターサービスってのはそうしたものだ。