>>80
戦闘攻撃機として必要な(しかし練習機としては必要ない)電子装置は取り外しのできる外付け式にして、普段は外しておく・・・というのはアリではある。

ただ、本当に有事には実戦機として転用することが前提なら、むしろ平時から「練習機として使える攻撃機」な設計にしておいて、飛行だけではなく
火器管制や射爆訓練に用いる「兵装練習機」とし、有事の際はそのまま前線に出す、とした方が効率的だろう。

こうしておけば、ランニングコストの高い大型の純粋な戦闘攻撃機の機体寿命縮めながら訓練しなくてもいいし。


なお練習機とその発展形としての攻撃機、という設計思想にすると、「練習機としては機体強度が無駄に高い」という問題が出る。
兵装ぶら下げて高機動しても折れない翼やフレーム・・・というのは、練習機としては設計として過剰になってしまう。
その分コストが上がるし。
練習機は頑丈な方がいいに決まってはいるのだけれども。

あと、レーダーは作り付けで機首にあるのが一番に決まっているが、練習機にそんな高度なレーダーは要らないよな(そうなると単なるデッドウェイトになる)、
でも練習機として邪魔にならない小型のレーダーじゃ今時全天候性能の低い制限戦闘機になっちまうし・・・とか、そういう問題もある。