八木アンテナを素子にしたAESAの例

MUレーダー
https://www.jstage.jst.go.jp/article/bplus/9/4/9_236/_pdf

http://www.rish.kyoto-u.ac.jp/emu/
"1984〜 MUレーダー
MUレーダー(中層超高層大気観測用大型レーダー)は、 滋賀県甲賀市信楽町の信楽MU観測所に設置された世界最高性能、 アジア域最大級の大気観測レーダーです。
1984年の完成から現在まで、気象から超高層に至る地球大気変動の解明に貢献しています。 MUレーダーは、周波数46.5MHz、出力1MWのVHF帯電波を用い、アンテナは直径103mの円内に 475本の八木アンテナを並べた構造をしています。
高速な送受信ビームの走査と多種多様な観測が可能なシステム設計が特徴です。
MUレーダーは「世界初のアクティブ・フェーズドアレイ方式の大気レーダー」として IEEEマイルストーンに認定されました。
これは、電気・電子・情報・通信分野の世界最大の学会であるIEEEが歴史的偉業に対して認定する賞です。
MUレーダー以降は、世界中の大気レーダーが同様のシステム設計を採用しています。"