>>446>>448
もし哨戒艦が以下のようなミニFFM化した場合のメリットというかドクトリンはこんなところか
B)・5インチ砲、VLS8セル(ESSM×4セル16発、A-SAM×2、VLA×2等)、SeaRam、3連装魚雷発射管、SSM

・戦闘(海戦)ではなく抑止の徹底による効率化
分単位で近接する航空戦力への防衛はESSMを8〜16発積むことで徹底
足が遅く時間単位〜日単位の船へは水上艦は従来通りSSMで割り切る
潜水艦もVLAを2〜あっても4発とすることで監視とともに抑止を提供する
こちらは3連装魚雷発射管で割り切ってもいいかもしれない
A-SAM2〜4発搭載できれば、AEW機等を遠ざけることができる
味方FFMやDDが駆けつけるのも時間単位〜日単位かかるので、
数時間〜数日は現場にとどまって対処できる能力が求められる

・海外派遣や日本沿岸の哨戒任務の効率化
FFMを使うよりは、平時30〜40人の80点主義の哨戒艦を用いれば運用コストを効率化でき、FFMやDDを前方に出せる

・緊迫時の増勢のリードタイム短縮
哨戒艦に増派要員を搭乗させて、88人体制にすればミニFFMとして限定的でも前線に出せる
これはDD,FFMもだが、VLS増設の可能性だけ担保しておけば、
新たに船を建造するよりも容易に戦力増強して哨戒艦はFFM化できる
練度は普段から上記の哨戒艦を運用していれば問題ない
新規艦の建造となると3〜5年はかかり、要員の確保、訓練も別に必要になる
もちろん平時は30〜40人で哨戒艦として運用できるので、FFMよりもコストが大幅に削減できる

・センサーノードとしての哨戒艦からの誘導可能性も確保する
哨戒艦からも後方のFFM,DDからのA-SAMや長射程SSM等を誘導する可能性もり、哨戒艦にも設備や担当者が必要
上記のような平時哨戒艦、有事ミニFFMのような哨戒艦を運用しておけば、容易に対応できる
練度維持には他艦の誘導対象となる兵器を自艦にも積んでおいた方が効率が良い

そもそも論でネットワーク化によるセンサー高級化により、>>364のA)とB)の価格差が数十億程度まで縮まるのなら、
平時は30〜40人で哨戒艦として運用、有事には増員してミニFFMとして活用できる船にした方が費用対効果が格段に高い
哨戒艦でもヘリ運用の必要性からモノハルなら2000トン台とミニFFM並みの船体が要求される