>>869
正気かそれは?
それじゃあ、北方民族にとっては良いカモだったろうねえ。

ローマが劣化する前のローマ帝国式の騎馬民族への対応法、つまりは会戦で逃げ散る騎馬軍を追うのではなく
そのまま進撃して根拠地に残る集落、牧場、家畜、女子供を尽く焼き討ち、略奪、殺害、奴隷化して
逃げ散った蛮族兵が帰る場所をなくしてしまい脅威として復活するのに数十年かかる状況を作り出すってのは
蛮族騎兵に会戦ではほぼ確実に勝てる士気の高い市民兵があり、その根拠地殲滅の執拗な軍事行動とその費用に
支持を与える軍事を解する本国あっての物だからねえ

後に、元老院が阿呆になって「もう蛮族は追っ払ったのに何しつこく兵を動かしてんだ、金が勿体ない」とか言い出してからは
蛮族に勝っても根拠地攻撃しなくなって打ち負かした蛮族がすぐにリポップするようになってローマの弱体化が一気に進んだからねえ。
挙句に、軍事費よりも安いからと、攻め込んできた蛮族に食料と財宝をくれてやって帰ってもらうようになってからは
次の年にはもっと強い蛮族になって攻め込んでくるようになったし。

宋の末期も似たような感じだったんだろうな。