MOMO3号機のスポンサーになった人のコラム

「酒を飲まない人」をバカにする人たちは「大きな勘違い」をしている
投資家が考えたこと
藤野 英人レオス・キャピタルワークス株式会社代表取締役社長・最高投資責任者

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66794
近年、「若い人がお酒を飲まなくなった」という話をよく聞きます。
実際、厚生労働省の「国民健康・栄養調査(平成29年)」によると、
週3日以上お酒を飲む人は50代では36.8%ですが、20代では12.3%しかいません。
ちなみにお酒を「ほとんど飲まない」「飲まない(飲めない)」「やめた」の合計は50代でも46.3%いて、
20代では56.5%と半数以上を占めています。
このような状況から飲食業界や飲料メーカーへの影響を懸念する声もありますが、処方箋はあるのでしょうか? 
今回は、投資家の立場からアルコールについて考えてみたいと思います。
(中略)
飲食業界がやるべきこと
たとえばノンアルコールを注文したとき、お店の人からあからさまに「こいつは客単価が低いな」
という目で見られた経験を持つ下戸の人は多いでしょう。
お金を払う準備はあるのに、お酒が飲めないだけで「金払いが悪い客」のように扱われるのはちょっと不快です。
接客に問題がなければよいというものでもありません。高級なレストランでさえ、分厚いワインリストがあって
アルコールのメニューは豊富なのに、ノンアルコールはメニューのどこに載っているのか見つけるのが難しかったりします。
そしてやっと見つけたと思ったら、烏龍茶とオレンジジュースとコーラとジンジャーエールに炭酸水くらいしかなかったりするのです。
「下戸にはこれで十分だ」というのが、多くのレストランの考えなのかもしれません。
こうして、下戸にとっての飲み会はときに「烏龍茶がぶ飲み大会」になってしまうのです。
-----------
飲料業界にいる人は、下戸の人を馬鹿にしてないで
ノンアルコールとかノンカロリーの充実したメニュー提供すべきだよ。機会損失もはなはだしい