選定というのは何の為にやるかというと
複数の案を段階的に絞り込み更に1つの案まで絞り込む作業
前回のF-Xは外国機導入ありきではあったが
F-35,F/A-18E,タイフーンの3候補に絞り込み更にF-35に決定した
これが選定という段階で候補が絞り込まれ政治的に承認されると導入決定となる

F-35に決定したら具体的にどう調達していくかの計画策定がされて予算化し調達開始する
選定でF-35に決定したら他の候補機に変更しようかといったことは出来ない
それにするには政治的な変更手続きをしないと防衛省には選定結果を勝手に変更したりできない

今回のF-Xも手順としては同じ
色んな開発形態の色んな提案を受けて候補を絞り込み最終的には1案を選ぶ
候補が絞り込まれたら政治の承認を得て正式に開発着手が決定される
それが中期防のあの文言
もし候補が絞り込めてないなら選定は継続中という措置を取るしかなくなる
そうでないと具体的計画策定に移行できないから