>>461
 それが同じ記事中の1940-41年には16in砲の命中率も大きく向上しているのですから30年代後半の動きは目覚ましいですね。

 ご紹介いただいたネット版では省略されていたと思いますが、原著の方だと1924-25年のネバダ、
1930-31年のニューヨーク、1939-40年のテネシーの射撃状況(各斉射の弾着まで)のデータが掲載されています。
 特にテネシーは平均射距離17,600ydで14斉射、83弾を発射し13発命中。命中率は15.66%。
 各斉射の散布界は不規弾を排除しない状態で弾着図からの計測で最小125yd(5弾)〜最大608yd(6弾)、
平均308.9m(5.9弾)となっています。
 距離はやや近ですが実射データとしてはまずまずの成績です。