ガダルカナルは、価値のない、どころか
あそこを抑えるかどうかで、南太平洋方面の戦局を左右する重大拠点になりうるところだぞ
だから両軍、死に物狂い
…まぁ、連合艦隊の意識は微妙だったが
南太平洋海戦後、日本軍が「アメリカの空母は0になった」と確信し、また陸戦でもアメリカ軍は日本軍新手の上陸を受けて、戦線を縮小
これを受けて、日本軍は11月中旬に今度こそ、の攻撃を計画
暗号解読したアメリカは、急遽潜水艦まで使う輸送を行ったが、日本軍の妨害で不調
そして日本海軍は、戦艦等によるガダルカナル砲撃に、稼働できる空母隼鷹を支援につけたが…
隼鷹の角田覚冶が「最後まで海域で踏ん張って上空援護するので、存分に砲撃して欲しい」と覚悟を示したのに
連合艦隊は「陸軍は今度こそヘンダーソン基地を奪回できる強い自信を持っているから」と、適当に引き上げるように指示
これが禍根となって、第三次ソロモン海戦の惨敗につながる…
(アメリカ軍は、エンタープライズを応急処置して戦線に復帰させており、比叡らを追撃した)