昭和39年10月9日、関東地方は大雨だった
そのため、翌日の東京五輪開会式で、五輪マークを描く予定だったブルーインパルスの隊員たちは、
どうせ雨でフライトは中止になるだろうと、大酒を飲んで寝てしまう
だが、翌日の開会式は快晴、隊員たちは慌てて、二日酔いのまま離陸、見事な五輪マークを描き上げる
このときのマークは、練習の時に一度も成功しなかった、完璧なものだったという