当時の射撃装置は、でっかい四角の箱型内に機材と要員が詰め込まれてて
照準望遠鏡担当が目標を捉えると、装置全体が回転したんだよ
で、動揺手用の望遠鏡があって、これは水平に固定
見える海面と、刻まれた目盛りの差から自艦の同様を割り出し、入力して…
とやっていた
日本海軍の91式の試作品は、いろんな機能を詰め込んでたけど
その分、生産や整備がしづらく、要員が多くいるので意思統一も難しくて
「演習では何とか使えるが、実戦じゃダメだろう」
と、簡易化されたものが投入される事になった