>>416
> 今後の空対空任務は遠方からAAM撃つだけだからファストルックファストキルこそが大事で機動性は割愛って方針になるのかもしれんが

機動性というか高い運動性は不可欠だろ
何らかの理由で懐に飛び込まれたら対処できませんでは防空が破綻する
AAMは100%確実に命中するという保証がない以上はね

順調にいけば2030年前後にデビューして、最低でもその後30年以上は日本の防空の最前線で働いてもらわねばならない戦闘機だ
いつ破られるかわからないステルス性での優位性に全振りしてステルス性が破られた場合の対処ができない戦闘機なんて
危なくて作れない

一つのアドバンテージに全振りしたらどういう結果を招くかは、ミサイル万能論に全振りしたアメリカの戦闘機がベトナム戦で
どういう修羅場を味合わされたか、そしてベトナム戦での反省に基づいて開発されたF-14, F-15, F-16が全て運動性最優先の
空力設計を採用した事実を見れば良くわかる

そもそも君の主張する理由で運動性を割愛する予定ならば、わざわざX-2まで作って推力偏向の飛行実験を行ったり
XF9-1のF9への実用化に合わせたベクタードノズルの研究開発を高い優先順位で行ったりはしない
だからF-3の開発は確実に高運動性のステルス戦闘機を目指している

そもそも空自の制服組は空戦信奉者の集まりだから運動性の悪い機体など相手にせず評価はとても低くなる
(国産なら運動性は割愛なんて言えば、それこそ連中は「だったらロッキードが提案するF-22ベースにしろ!」と言い出しかねない)

ただ、

> 機体がデカくなると重量も増えるし抗力も増える
> それに応じて揚力と推力も増やさにゃならん

はその通りだから、直径が大きくてミサイル庫のサイズ増大の原因になる対地・対艦ミサイル(ASM)類を
内装できるサイズの大型ミサイル庫でマルチロール能力のあるステルス機にするってのは割愛される

F-3開発では対地・対艦装備はF-15のような第4世代機同様に翼下パイロンで機外搭載できれば良い(ステルス性は犠牲)と考えてるのだろう