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かって韓国の軍事政権や保守政権は大型風船に宣伝ビラや保存食(缶詰やラーメンなど)を付けて
盛んに北朝鮮に向けて放ちましたが、あれは北の態勢動揺に極めて効果的なガチの戦略心理兵器。

当初北朝鮮当局は、韓国から流れてくる風船に付けられたビラや食い物には猛毒が付いていて、
迂闊に触ったり食ったりしたら即死すると人民に触れ回っていました。

それを真に受けた人民らも、最初の内は拾ったビラや食料に手を触れずそのまま当局に突き出して
いましたが、ある日飢え死にしそうなほど腹をすかせた人民が

「どうせ死ぬなら飢え死によりも何か食って死にたい」
と抜かし、決死の覚悟で缶詰を開けて食いましたが、即死どころか何の害もありません。

他の缶詰やラーメンを食っても大丈夫なので、こりゃ当局の通達や宣伝は大ウソだという事が
バレてしまい、以後人民らは血眼で南からの贈り物である食料付き風船を探し回り、体制への
信頼も大いに揺らぎました。

これに危機感を抱いた北朝鮮は、南に革新政権が誕生すると即座に食料付き風船の散布を止める
様に圧力をかけ、程なく風船作戦は打ち切られました。

これに落胆したのが北の人民らであり、貴重な食料供給源を失ったのはもちろん、あのまま風船を
放ち続けていたら更に体制への信頼も揺らいでクーが成功したかも知れないのに・・

とは風船作戦中止後に脱北した人民らが口を揃えて証言した事です。