>>577
国産AAMのインテグレートは許可された状況で国産ASMのインテグレートは拒否されるという事態は不自然すぎると言ってるのだよ
そもそも論理に基づいての将来予測がNGと主張するのならば、XASM-3は未だ実戦化されないまま射程延伸改造の作業に入ったのだから
射程延伸改造が成功裏に完了して、試作を表すXコードが外れて、これが本当に実戦配備されることが確定してから議論すれば良いこと
何しろ君の質問はXASM-3がXASM-3改に成功裏に改造されXが外れてASM-3改になるという将来予測を前提とした質問なのだから、
F-15J MSIPにならば国産AAMならず国産ASMもインテグレートされるという将来予測がNGならその質問もナンセンス

いずれにしてもF-15J MSIPは既にチャイナのコピー品はともかく純正品のフランカー系の新しいモデルと同機数で戦うのは苦しくなっている
F-15J MSIPあるいはその更なる近代化がその任務の比重を制空から対地・対艦に移さねばならない時期はさほど遠くない

主任務が対地・対艦攻撃に移された時のF-15J MSIPが「いやあ、ASMはアメ製だけで国産のは撃てません テヘペロ」では話にならないと
用兵側はまず確実に判断するけれどね

逆に言えば、F-15J MSIPの更なる近代化をボーイングに発注する(これはF-15J後期型の残存機体寿命の長さを考えれば確実だ)際には
国産ASMのインテグレートも発注要件として含まれるし、それが認められないならばF-15J MSIPに対する新たな近代化投資はせず
補助機としてしか使えないので、機体寿命がある程度の纏まった期間残っているうちに退役させて友好国に安くても売却するのを真剣に考えるだろう

国産ASMに関してはF-3は機外搭載して撃つだけだよ、それ以上のことは必要ない
制空機として数的に相手が優位なチャイナの戦闘機集団を排除・無力化してチャイナの野望から日本を守ることがF-3にとって最重要な任務だ

マルチロール機にするために機体重量が増えたりレーダー断面積が増えたりして制空機としての性能が劣化するのは
角を矯めて牛を殺す類の本末転倒だ

繰り返すが今後の空自で150機近い機数の導入が決定されて(発注は未だだろうが)対地・対艦攻撃の主力を担うことが確定しているF-35に
搭載できる予定が全く立たない国産ASMに入れ込むのは軍事的に極めて疑問だと私自身は考えている