継手の脆弱性は、リベットのせいでもなく、溶接だったら良かったというものではない
継手の構造の問題

この点、>319氏は分かってるようだが、理解してない人が非常に多い

上部舷側装甲の敵弾命中による押し込まれ衝撃に対し、装甲が破壊されなければ、ストレスは上下取り付け部に集中的にかかる

上部は中甲板との突き合わせ構造なので強い
下部には突き合わせ構造がないので、上部を支点に回転して押し込まれ継手が壊れる
長門以前の戦艦は、缶室天井を装甲下端までタートルバック式に折り曲げて突き合わせにしたから強い
大和ではこれを廃止したら案の定壊れた

改善案としては>319選択肢からは、長門以前の枯れた方法に戻すか、モンタナ式に継手自体を無くすか、アイオワ式に上下装甲同士を受け材など使わずに同一傾斜角にして直接結合するかのどれか
いずれも大和方式よりマシなことは間違いない

大和の継手構造を知らない人はチンプンカンプンな話だろう