レーダー使用しようが、散布界が良くないとなかなか命中弾は得られない。
良い散布界とは、狭いということではなく、弾着が等間隔に近く直線に近く並ぶこと。
悪いというのは広いという事も指すが、散布界内で偏ることを指す。
多いのは前後に偏り中心が空白になるような形。
演習でもこの現象に苦しんで夾叉続けながらも命中弾出せないという艦もでている。

ある程度均等の間隔で、ある程度直線性を持った良好な散布界を定常的に発揮できるなら、
手前側の弾着観測だけでもレーダーで出来ていれば命中を期待できるよう修正できることになる。

理屈ではそうなのだが、現実にはその時の天候、海面状況、乗員の熟練度など散布界変化の要因は多く、
毎回弾着散布状況を観測していなければ有効な修正はできない、散布界は毎回同じって訳ではないので。