>>960
 その可能性も無くは無いと思います。
 が、距離1万と1万8千を取り違えて撃ち続けていたか、
鳥海を空母と誤認して撃ち続けていたという金剛の測的や砲術に厳しい仮定が必要になりますね。

 鳥海の発射管が上甲板であることを考えると反対側の舷側に当たった可能性はほぼありません。
 反対側の甲板ならまだ可能性はあり、最上甲板から上甲板は高さ2m程度ですから反対舷の上甲板まで行くには、
落角7.5度として15.4m離れれば良い訳ですから鳥海の最大幅19mとして反対側の甲板3.6mの範囲に命中すれば
上甲板の発射管室を通りそうです。
 ただ貫通力を考えると炸裂せずに中甲板まで行くか場合によっては外板を抜いて海中に出るでしょうが、
逆に発射管にも高さがありますから命中範囲はもう少し妥協できる場合もあると思います。

 これもまた可能性はあり得るが命中界からは高くはない説の一つになりますね。
 むしろ発射管室に拘らず防御甲板を抜いて反対側の機関部なり舵機関係の設備に被害を出したとすればもっと可能性がありそうですが、
こちらだと他艦から見たときの問題が出てしまいますね。